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工学的見地からもありえない
どんな種類の報道であれ、まずは疑ってかかるくらいの視野と余裕を持つのが吉。
─天の声
自動車の燃費や馬力が向上するタイプのグッズを何故信用する人が居るのか、未だに解せないckckです。
公正取引委員会も、動くのが遅いって。
確かに、自動車の燃費を決定する要素は非常に複雑であり、一概にどうとは言えません。
ドライバーの運転技能や自動車の走行状態は勿論のこと、外気温やオイルの量や粘度など様々な要因が絡み合っており、(オカルト)グッズ全てに効果が無いとは断言は難しいでしょう。
事実、スパークプラグを交換したり、オイルを低粘度のものに入れ替えるなどすれば、燃費や馬力が向上する可能性は十分にあります。
ただし、スパークプラグの交換によって馬力や燃費が向上したのであれば単に交換前のプラグが劣化していただけですし、オイルを低粘度のものに入れ替えればエンジンの寿命を短くする結果につながりかねません。
デメリット無しで自動車の性能を底上げするのは、実質的に不可能といって差し支えないでしょう。
そもそも、ラジエーターや燃料タンクに入れるだけで燃費が向上したり、電気回路にはさむだけで出力が向上するような装置が本当に存在するのであれば、メーカーが出荷段階で取り付けない理由がありません。
自動車メーカーの開発部門は、リッターあたりの走行距離を100mでも50mでも伸ばせるような技術を開発するため、億単位の資金を投入して日夜研究を続けています。
それがもし、フューエルラインに磁石を巻いたり、吸気口にゲルマニウムを巻くだけで燃費や出力が30%も向上するのであれば、メーカーは技術開発よりもその手の装置を量産しているに違いありません。その方が確実に安く上がりますからね。
一番の問題は、自動車専門誌などで、それらオカルトグッズがさも効果があるように書かれていることなんですが…。
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