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面白いバトルとは

「当分二人きりでここに住むのだからな」
─ムスカ大佐(2832)の爆弾発言


 


ゲーム・漫画・アニメなどにおける戦いの醍醐味は、「限られた能力・条件の下でいかにして勝利するか」という点にあると考えるckckです。
個人的な意見かもしれませんが、どんな状況にも対応できる万能キャラ同士の戦いというやつは、見ていて面白みが無いんですよね。


限られた条件下での戦いで物語が盛り上がった例を考えると、頭脳戦であればカイジの限定ジャンケンやEカード格闘戦であればグラップラー刃牙の最大トーナメントなどでしょうか。


 


カイジの限定ジャンケンやEカードは、ギャンブル漫画という舞台でありながら、運否天賦で勝利するシーンはまずありません。
存在するのは、相手の心理を読み、僅かな閃きを最大に利用し、限られたルールを逆手に取るという手法。運ではなく、理による駆け引きで勝利を掴み取る描写です。


逆に、カードゲーム漫画として有名になった「遊戯王」には、理による勝利というやつが全くと言っていいほど登場しません。
主人公側は、相手の凶悪なカードやコンボで窮地に立たされるものの、最後の最後でその状況を打破できるカードを今引きすることでバトルに勝利します。しかも、それが今まで名前も登場したことも無いようなカードだったり、その場で新しくルールが追加されたりと、制限のせの字も見当たらない自由っぷり。


 


刃牙の最大トーナメントの序盤戦は、「ボクシング対テコンドー」「相撲対柔術」といった、何か一つの技量に特化した格闘家同士の戦いでした。
「武器の使用以外は何でもアリ」のトーナメントではあったものの、ボクサーはボクシングの技しか使えず、相撲取りも相撲の技しか使いません。間違ってもボクサーが蹴り技を放ったり、相撲取りが正拳づきを繰り出すことはありませんでした。
そして、「その技量の枠内で、どちらがいかに勝利するか」を読者は想像し、胸を躍らせたのです。


その後の「バキ」や「範馬刃牙」の展開がグダグダに感じてしまうのは、戦っている人間がいわゆる「万能キャラ」の領域に達してしまったためと思われます。
キャラが何でも出来るようであれば、先の予想が立たず、話も盛り上がりに欠けますからね。


 


何でも出来てしまう主人公が敵を倒す話なんかより、限られた事しか出来ないキャラクターがそれを駆使して困難を乗り越える展開の方が、面白い物語になるのです。
事実、頭脳戦・格闘戦の両方で、この「制限による面白さ」を実現しているジョジョシリーズは、長年に渡って読者から愛され続けていますしね。

コメント

チャットか何かでお会いした気もしますがここでは初めましてヴァ九段です。

既に知ってるかもしれませんが
主人公が最強で最凶だけど発売国の大半にファンが満遍なくいる漫画ありますよ。
それはHELLSING。

最近はちょっと精神面が弱い主人公ですが、
5巻(今は8巻まで出てます)までの主人公はまさに無敵で万能でした。
ちなみに人間ですらありません。吸血鬼です。
マシンガンの雨で蜂の巣になのうと、くびり殺されようと
必ず数ページ内で再生し、敵を皆殺しにする。
敵の隙を付いたりはしません。
そして極めつけに主人公の声は中田譲治氏。
これが漫画の主人公なんて初めは信じていませんでした。

しかもこの漫画、GONZO製作でアニメ化した後サテライトでOVAにもなりました。
ナチスがらみですが、ドイツでも人気。

すみません。パスワード忘れた為、追記します

まぁ、HELLSINGは一種の例外。
独特の台詞回しや、バトルシーンのド派手さ。
イカレたキャラクターその他諸々の部分で人をひきつけてる気もしないではないですが。

どうも、ckckです。お暇なときは覗いてやってください。

駆け引きの要素を重要視せず、キャラクターの個性や世界観で売り込むタイプの作品というのも、よくよく考えてみれば結構ありますね。
アニメ化されるほどの人気を獲得したものとなると、その中でも限られるのでしょうが…。


HELLSINGの例で思い当たったのですが、物語の最初から強いタイプの主人公達の多くは、ストーリーが進むに従って精神面が弱体化する傾向があるような気が。
他に挙げるなら「るろうに剣心」や「ベルセルク」なんかがその類でしょうか。主人公は登場時から人外の強さを誇っている場合、話の途中で守るべきものなり封印した過去なりが登場して、肉体的強さのみでは越えられない壁にぶつかるという流れになります。

これは基本的に「強さのインフレ」と「展開のマンネリ化」を防止するためのものだとは思うのですが、効果的に使えば「重要なのは心の強さ」といった具合にテーマのすり替えが可能となる便利なもののため、目にする機会が多いのかも。

強すぎる主人公

怪傑ズバットは、あまりに日本一すぎる主人公を見て楽しむ娯楽番組ですが、唯一の弱点は、彼があくまでヒーローであることでしょうね。警察とのパイプも活かさず、全部一人で背負い込んでしまうから、毎回ボロボロになって戦うことになる。
これが水戸黄門になると、弱点は無いと言い切っていいでしょう。あまりに圧倒的な戦闘力と権力を持っているので、何やっても勝てる。民衆の意識を育てる目的の彼らの行動に偽善くささが漂うのはそのためです。悪役俳優の当たり役ですが、むしろ水戸黄門自体が悪役なのかもしれない。
ウルトラマンは上二人と比べれば弱いと認識されてますが、それは最後殺されたからです。彼は絶対的正義の化身であり、正義のためなら丸腰の相手に平気で飛び道具をぶち当て、元地球人であっても葬り去る。最初から完璧すぎるので、ハヤタ=ウルトラマンが主役のドラマにはならなかったのです。だからこそ、彼は殺されねばならなかった。
一種のピカレスクだった、とは言い過ぎでしょうか。

アトムよりブラック・ジャックの方が魅力的という話

大変私的な見解になりますが、完全無欠のヒーローというものは、ある種の欠陥品なんじゃないかなあと。
あらゆる敵をなぎ倒す力と、何者にも屈さない精神力をもった英雄という存在に憧れはするものの、彼らが「悪の心」を持っていなければ、それは人間と比較して劣る存在なのではないでしょうか。

赤松様が挙げたウルトラマンもそうですが、太陽に突っ込んだ鉄腕アトムにしろ、十字架に掛けられた神の子イエスにしろ、悪心を持たない主人公というものは、物語の中で殺されてしまう傾向が見られます。
恐らくコレは、「悪心を持たない人間より劣った存在に、人類が救われてしまう」といった制作サイドのジレンマから来ているのでしょう。主人公を消滅させられる上、未来を人間側の手にゆだねることの出来る一挙両得の展開です。
ただし、ファンとしても作り手側としても後味が悪かったのでしょう。三人(?)ともリメイクなり後の改定などで復活を果たしています。


そもそも、悪の部分を持っていたほうが、主人公としては魅力的なのです。
水戸黄門だって、一時期は悪徳代官たちを締め上げた後、高笑いをしていた時期がありました。
しかも善人の笑みではなく、己の『正義』を断行して悦に入った笑いです。でも、その方が黄門様から人間味を感じ取ることが出来るんですよね。
他人に尽くすだけ善人では、どうにも面白くないと感じてしまうのは、私だけではないと信じたいところ。

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