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事件を起こさないために
赤松様のネタ構成力には、天分の才があると思う。
─天の声
秋葉原で起きた凄惨な通り魔事件に、無駄に心を痛めているckckです。
歩行者天国に車で突っ込んだ上に、ナイフで通行人を襲撃って、一体どこのGTAなんだろう。
テレビでコメントする知識人や、週刊誌の編集者や、新聞記者の皆様方がなんとおっしゃろうと、私は『人はもっとゲームをすべきだ』と主張します。
仕事に疲れたらのならどうぶつの森で、孤独に耐えられなくなったのならネトゲで、殺人衝動に駆られたのならそれこそGTAで。ゲームを通じて癒されるなり、溜まったものを吐き出してしまえば良いのです。
少なくとも私は、3歳でゲームと出会ってから、18年間、そうやって生きてきました。
それは世間様から見れば自慰行為に等しいものなのかもしれませんが、逆恨みから現実での復讐へと走るよりは百倍マシでしょう。
世の中には「現実を変えなければ意味が無い」といった考えを持っている方が、意外と大勢いらっしゃいます。
確かに、その手の信念は行動を起こすエネルギーを生み出しますし、失敗にくじけない強さも与えてくれます。
けれど、自分の周囲を塗り替えられる人間なんて、実際の所そう多くありません。大半の人生においては、どこかでつまづき、何かを諦めなければなりません。
そのとき、あまりにも思いが強いと、エネルギーが負の要素をとり、心が折れてしまうことすらあります。
精神にガス抜き穴と弾性力を持たせるためにも、「空想・妄想」でストレスを内部処理する仕組みが、人間には必要なのです。
オタクや引き篭もりと呼ばれるかもしれませんし、犯罪者予備軍と嘲笑されるかもしれませんし、現実逃避だと喝破されるやもしれません。
それでも、現実よりも価値のある仮想が存在することに気付くことが出来れば、生きるのも少しは楽になるものです。
