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コンビニにおけるゲーム販売の衰退と活路
日本人の労働時間が果てしなく延びている原因に、間違いなくコンビニの存在が一枚噛んでいる。
─天の声
いつの間にか、セブンイレブンでもwiiポイントやゲイツポイントの購入が可能となっていることに気付いたckckです。
少なくとも先週までは非対応だったのですが…コンビニ間の競争が、それだけ激しいということでしょうか。
さて、今日はコンビニとゲームについて。
一昔か二昔ほど前、PSが全盛期だったころ。24時間予約受付・販売可能の強みを生かし、コンビニでも大量のゲームソフトが入荷・販売されていました。
今では信じられない話ですが、当時のコンビニへの入荷配分は、ゲーム専門店も無視できない水準だったらしく、DQやFFクラスのビッグタイトルに至ってはコンビニから購入したソフトを店頭に並べたゲームショップすら存在したと聞きます。
当時の評論家の中には、「これからのゲーム小売市場はコンビニへとシフトしていくだろう」なんて記事を書く方が出ていましたし、コンビニとゲームは強く結びついていたのでしょう。
しかし、コンビニには、「値下げが利かない」という致命的な弱点が存在しました。
社の方針なのか店舗としての事情なのかは分かりかねますが(恐らくは両方)、コンビニにおけるソフトの販売価格はメーカー希望小売価格とほぼ同値です。ある程度の値引きが当然となっているショップと比較すれば魅力は薄く、買い手の主体たる子供の財布事情と生活時間帯も考えれば、よほどの品薄商品で無い限りコンビニで購入する理由がありません。
さらに、ゲーム販売においては店側に在庫が溜まろうとも、返品が利かない制度がとられています。
コンビニでは値下げして売ったとしてもで赤字、新商品を仕入れたところではける見込みも無い。となれば、一旦入荷したソフトがホコリにまみれようともレジの上に陳列し続ける他ありません。
一方のゲームショップは赤字覚悟で投売りしたとしても、中古市場で回すことにより利益を上げられる構造ため、不良在庫への柔軟な対応が可能でした。
結果的に、コンビニでのゲーム販売は衰退していくことになります。
なおも追い討ちをかけるかのごとく、ネット通販なるものも登場しました。
24時間受付可能な上、店舗を構えない分値引きの幅も大きく設定できるという、コンビニとショップの利点を組み合わせたようなシステムにより、顧客をどんどん食っています。(商品到着まで時間が掛かるというデメリットがもありますが)
最早、コンビニで在庫と化したゲームがレジを通るなんて事態は、一種の奇跡でしょう。
紆余曲折を経た現段階でのコンビニは、最初に述べたWiiポイントやゲイツポイントのようなサービスの販売に活路を見出しているようです。
必要な費用は初期投資とシステムの維持費だけですし、在庫が溜まって商品価値が下落することもありませんからね。
今後、クレジット決済が一般化した場合の小売業界がどう動くかは分かりませんが、一利用者としては流通システムがより便利になることを祈るばかりです。
