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大人になって忘れていくこと
コーラはノンカロリーの方が体に害があるような気が。
─天の声
歳を重ねるにつれて、次第に感性を鈍らせているckckです。
精神的にはさして成長していないくせに、子供の心は失ってしまうばかり。
子供(特に年齢一桁)は常に、「なぜ?〜なんだろう」という疑問を抱えて生きています。
その多くは単なる知識不足からくるものですが、中には大人がはっとさせられるような切り口のものもあり、中々に侮れません。
親戚の子が「植物には脳がないのに、どうして日の当たるほうへ伸びるのか」と聞いてきたときには、驚嘆と同時に幾ばくかの羨望を覚えました。子供って奴は、皆等しく天才の素養が有るのではと(勿論疑問には答えられませんでした)。
子供から大人になる過程で疑問に対する明確な回答を得て解決する場合も多いのですが、仮にそれを差し引いたとしても、大人が抱く疑問は子供のそれと比べて質・量ともに低いというのが私の実感です。
恐らくは、成長過程において一般常識に染まってしまうからなのでしょう。
モナリザは比類なき名画であり、ミロのヴィーナスは美の理想系であり、『古池や蛙飛び込む水の音』は俳句を代表する一句である。と言った具合に、疑問をさしはさむ余地を常識で埋めてしまうがために、斬新(純粋)な発想を引き出せなくなるものと思われます。
私自身、モナリザの美しさを疑っていないがために、絵画としての素晴らしさを具体的に説明することが出来ません。
人は大人になるにつれて、知識と同時に常識や先入観というものも仕入れてしまいます。
それらは社会的には必要なものなのですが、柔軟な発想を求めた場合には弊害でしかありません。
子供並の感性を取り戻すのは不可能としても、常識を疑える程度の余裕は欲しいですね。
