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己の首を絞めながら進んでいく業界
PS3が好調なのは分かったよ。
でも、振動機能搭載のDUALSHOCK 3はどうなったの?2007年11月発売って聞いてたんだけど。
─天の声
友人と久しぶりにゲーセンに行ったところ、ハイテク大型筐体の乱立に驚愕したckckです。
私の知らない間に、どうやら宇宙は一巡していた模様。
真面目な話、最近のゲームセンターは恐ろしい速度で進化しています。
タッチパネル式のインターフェースに、ネットを使った全国対戦は当たり前。トレカ要素を搭載したゲームが一世を風靡し、完全個室型の筐体まで登場する始末。
その変貌の中では、私が愛したIIDXやギタドラからは前時代的な匂いしかせず、レバーとボタンで操作する類のゲームに至っては隅の方に追いやられていました。
しかし、採算とれてるのかね。これ。
ゲームのプレイ料金と言う奴はインベーダーゲームの頃から100円と相場が決まっています。台によっては200円300円取るものが合ったり、データ保存用のカードが一枚400円なんてこともざらですが、プレイそのものはコインが一枚ないし二枚というのが主流のようです。
にもかかわらず、新作ゲーム達はグラフィックをきれいにして、音質も上げて、インターフェースを改善して、全国の人と対戦が出来るようにして…と、開発の手間と費用は天井知らずに跳ね上がっています。
少なくとも30年や20年前よりは、利益の上げにくい体質になっていることでしょう。
数年前に発売されたIIDXの資料本から、開発者のインタビューを一部引用させて頂きますと
「車に例えると、IIDXはやっぱりベ○ツみたいな、最高級車みたいなものなんですよ」
「本当に無駄なあそこのセグメントも、あんなのいらない(笑)ぶっちゃけて言うと、普通のやつの倍ぐらいの値段は軽くしちゃう。でも、それが本来のコンセプトなんであって、(以下略)」
などとプロデューサーが発言しておられます。
要するに、他と比較してアホみたいに金が掛かっており、採算ラインギリギリでゲームを出しているということですね。
現在に視点を戻して最新のアーケードゲームを見てみますと、筐体の大半が前の段落で言うところの最高級車に該当するようなスペックとなっています。
で、客が支払う料金は、オンボロ車と同じ100円。
ムシキングの亜種みたいなゲームを、いろんなメーカーがこぞって出していますが…、そうでもしないとアーケード部門での採算が取れない時代なんでしょうね。
