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三分ゲーレビュー其の四「お店の処理」

三分ゲーコンテストのレビュー第四弾は山田殺男様の「お店の処理」。
タイトルだけだとお店を経営するSLGみたいですが、実際はどんなゲームなんでしょうか。
DQが誕生してから二十年、RPGはあらゆる面でバージョンアップしてきましたが、その中であまり進歩していない部分もあります。その一つがお店でのアイテムの購入。
回復アイテムや量産武器の購入の度に、値切りイベントが発生して手に汗握っていたらゲームの進行が恐ろしく緩慢になってしまいますからね。現状のままでも十分だと思うのですが、それでは作者様は満足なさらないようで、アイテムを買うのに全力を尽くすゲームを作ってしまいました。
そんな訳で、代表的な回復アイテムであり、サントリーからも発売された、あの「ポーション」だけを延々購入し続けるというのがこの作品の目的です。いや、本当に。
それだけ聞くと簡単そうなゲームだと思われるかもしれませんが、これが意外と高難度。他のアイテムの購入禁止や時間制限はもちろんのこと、「ポーション」が「ホーション」「ポーショソ」などのフェイクと共に並べられていたり、購入画面の上下から他のアイテムとごちゃ混ぜで高速でスクロールして来たり等々・・・そんなのアリかよと思う妨害多数。
おかげで私は何度プレイしてもエンディングまでたどり着けません。
感想は酷評となりますが、アイデア勝負のバカゲーの感が強く、熱中度や達成感は低めと言うのが正直なところ。
基本となる画面がツクールの購入画面ですし、一定の条件で分岐する隠し要素も確認できていません。この手のゲームは複数回プレイさせるタイプのものですから、モチベーションを喚起する工夫が欲しかったと贅沢を言っておきます。
等と言いつつも、うっかりミスから妙な悔しさを覚え、結構本気でプレイしたんですけどね。ビッグビート系のBGMも好みでしたし。
総合評価は4点(10点満点)。
フリーゲームらしい挑戦作ではありますが、それが点数に結びつくかは難しいところ。
