2006-06

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本社の開発 現場の技術

最近のガソリン高や京都議定書の影響を受けて、低燃費かつ高性能の車が各メーカーごとに開発される今日この頃。先日はダイハツから64馬力で23km/lも走る軽自動車ソニカが発売されましたし、トヨタやホンダでもハイブリッド車や燃料電池車の研究も盛んです。地球環境にも家計にも優しい車は載る側からすれば有り難い限りでしょう。
現場で整備する人間からすればどうだか分かりませんが。

一般に「自動車整備士」と呼ばれる資格は「ガソリンエンジン自動車整備士」「ジーゼルエンジン自動車整備士」の二種類を指します。この二つが整備出来れば今は問題有りませんから、自動車整備学校でもほぼこの二種類を中心に実習が進むわけです。
しかし時代が移れば車も変わる訳で、燃料電池車電気自動車ハイブリッドカーの開発速度は日進月歩。今はまだそこまで販売台数が伸びていませんが、ちょっとした技術革新で価格が下がれば向こう数年で普及することでしょう。

ここで問題になるのがそんな車を整備できる技術者が十分に居るのかと言うこと。
現在の電気制御装置ですら相当に高度だと言うのに、ハイブリッドや燃料電池なんてまず無理。学校で学ぼうとしても教材は殆どありませんし・・・。そもそも後者は「ガソリン」でも「ジーゼル」でもない為、整備作業を行うには別の資格が必要になってしまいます。
車のボンネットも開けたことの無い方が増えつつある昨今、技術者に求められるレベルは上昇し続けている模様。


新型自動車の開発は大いに結構ですが、現場で働く人間が十分な技術を持っていと安心して走らせることは出来ません。普及のためには、メーカーも学校も、常に最新技術に対応できる人材育成が急務かと。

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