2005-11

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正しい対応、人の道

昨日に引き続き事故の話。放し飼いにされていた犬を私が轢いてしまった件について。

今日も元気よく飼い主側から電話がかかってきました(朝の九時ごろだったんですけど、私がいなかったらどうするつもりだったんでしょうね)。で、どうにも保険金が出ないことを伝えてみたところ、「お金がないと手術ができない」だの「治療費はそっちが持つんじゃなかったのか」だの、好き放題言ってくれました。
・・・本当に犬のことが大切なら、お金の話をする前に、とっとと病院に連れて行くべきでしょう。「飛び出してきたのが子供じゃなくて良かったですね。」とか先日向こうはのたまってましたが、もし自分の子供場合でも、先にお金の話をするのでしょうか。まあ、私は「できる限りのことはします。」と言っただけで、「治療費を全額持つ」など一言も言っていないのですが。

とりあえず、私と飼い主側では話し合いにならないため、保険屋さんに間に入ってもらっています。お金は出ないけど、高い保険料を払っているんですし、このくらいはやってもらいましょう。
で、保険屋さん曰く、基本的に私(運転手)に過失は無いが、やってはいけないことを3つやっているとのこと。1つ目は最初に誤ったこと。この時点で自分の非を認めていることになるとか。2つ目は金銭に関する約束したこと。後で揉め事の種になるそうです。3つ目は、実際にお金を払ったこと。保険が効かない上、いっそう自分の非を認めることとなっているらしい。ちなみにこれは対物・人身事故であろうとやってはいけないそうです。
仮に人を轢いた場合でも、やっていいのは110番・119番・事故車の移動・被害者の安全確保だけ。とも言われました。えーと、つまり、
1どんな事故でも下手に出るな
2どんな事故でも相手との話し合い、及び金銭のやり取りをするな

と言うことですね。・・・こういうこと、教習所では習わなかったなあ。

保険屋さんに「事故証明を作っておいてくれ。」と言われていたので、午後は最寄の警察署へ。こんなことで警察のお世話になるとは思いませんでした。人生何があるか分かりませんね。
書類作成のため警察の方に事故の起こった場所、状況、顛末、などを事細かに訊かれ、最後に車の写真を撮って終了。話した内容は保険屋さんのものと大差ありませんでしたし、轢いたと言うよりほんの少し当てただけで車のほうは痛んでいなかったため、気の抜けた「取り調べ」でした。
事件の顛末を話した際、警察の方は軽く笑いながら「そりゃあ、下手に出ちゃいけないよ。むしろ、『お前の犬がぶつかって車に傷が付いた。弁償しろ。』ってくらい強く出たほうが良い。」と教えてくれました。
そんな、人間不信になりそうなことをさらっと言わないでほしいのですが。いや、対応としては正しいんでしょうけど、人として間違っているような・・・。


この社会で人として正しく生きるためには、人の道を踏み外す覚悟が必要みたいです。そしてどうも、私はそんな社会に馴染めそうもありません。

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