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最低限の自炊
ブラジルで新たな油田、か。
物価下落の見込みと喜ぶべきか、市場混乱の原因と危惧するべきか。
─天の声
きちんと自炊できていると人に言っても、いま一つ信じてもらえないckckです。
外面が家庭的でないせいでしょうか。
ってな訳で、安くて簡単に出来るレシピを一つ紹介してみましょう。
料理の方は、私が一人暮らしを始めてから、一番お世話になっているニラ卵丼で。
材料
鶏卵・・・・・・2個
醤油・・・・・・適量
ほんだし・・・少々
ニラ・・・・・・・1/2束
塩コショウ・・少々
ご飯・・・・・・・3/4合
1・鶏卵をとき、醤油とほんだし加えて混ぜる。
2・ニラは適当な長さでざく切りにして、1の鶏卵に和える。
3・油を引いたフライパンを熱し、2を入れて炒める。
4・ニラがしんなりしたら塩コショウで味を調整。
5・4で出来上がったニラ卵を、どんぶりに入れたご飯にかける。
6・美味。
家族からは、ろくなもの食ってないなと言われてます。
料理漫画が原価について触れない理由
国債や定期預金の利息よりもインフレ率の方が大きいって、国家ぐるみの詐欺じゃない?
─天の声
一人暮らしを始めたおかげで、お金に対する意識が無駄に高まっているckckです。
炊事においてはこの傾向が特に顕著で、材料一つ一つの原価を計算しつつの調理を行っています。
例えばカレーを作る場合、
ニンジン・・・・・・・1本→66円
玉ねぎ・・・・・・・・1個→50円
ジャガイモ・・・・・1個→40円
鶏胸肉・・・・・・・・130g→127円
カレールー・・・・箱半分→104円
サラダ油・・・・・・少々→約5円
の計392円が必要となります。(鶏肉を使用しているのは単に価格の問題)
これを3日分として扱うと、1食あたり130円。私はこれをおかずに5kg1000円のお米を0.75合食べる為、23円を追加して153円がカレーにかかる費用として計算されます(米1合は約150g)。
今日はここに副菜として
サニーレタス・・・・2枚→10円
生食用わかめ・・・80g→43円
ドレッシング・・・・・適量→20円
のサラダを添えたために、さらに73円を追加出資しましたが、それでも1食で226円です。
当然のことながら、このような事を考えながらの自炊など楽しいものではなく、食事としても味気ないことこの上ありません。
文章として書き起こしてしまうと、さらに3割減です。
食材の値段を気にするのは、店頭に限った方が良い模様。
ほうれん草のおひたし
今日は「ほうれん草のおひたし」の作り方。和食の中では超が付くほどの基本メニューです。おかずに一品足りないときに、時間がどうしても無いときに、大変役立つ色合い・栄養バランスともに優れたお料理です。
用意するもの(4~6人前)
ほうれん草 1束
塩 1つまみ
鰹節かゴマ
醤油
1水洗い
大き目のボールに水を張り、ほうれん草をつけ洗いします。根の部分には砂がたまっているので、特に注意して洗ってください。念のため1度水を変え、2回洗えばなお良いでしょう。
これはほうれん草に限らないことですが、菜ものは総じて農薬が多く付いています。健康のためにも手間を惜しまず洗うことをお勧めします。
2茹でる
なべにお湯を沸かし、塩を1つまみ入れ、根の方からほうれん草を茹でます。しんなりしてきたら軽く混ぜ、葉の部分も茹でてください。
ここで塩を入れるのは、浸透圧の関係でほうれん草の栄養が外に逃げるのを防ぐため。根から入れるのは、葉の方が火が通りやすいからです。
3水へ
茹で上がったら(やわらかくなったら)ざるでお湯を切り、ボールに入れ、水にさらします。この行程には、ほうれん草の灰汁を取るのと、おひたしにするため冷やす2つの意味が有ります。水でしっかり灰汁を抜かないと苦くなってしまうので注意してください。
4絞る
2株か3株ずつ水から取り出し、よく絞ります。根をそろえて上側にし、その上側から力いっぱい絞っていってください。しっかり水を抜かないと、最後がぐちゃぐちゃになってしまいます。
5切る
束ねるようにしてまな板におき、根の部分を切り捨て、食べやすいサイズか器の大きさに合わせて切ります。
ここで水っぽいと感じたら、切った後にもう一度水を絞った方がよいかもしれません。
6盛る
茎の部分と葉の部分が均等になるように調節し、お皿に盛って下さい。茎だけ、葉だけのお皿があると、見栄えが良くありません。
その後ゴマか鰹節をふりかけ、完成です。醤油の量は個人の好みがあるでしょうから、食べる人それぞれにかけてもらいましょう。
料理の中で、一番簡単なものだと思います。料理を始めてみようと言う方がいらっしゃれば、まずはほうれん草のおひたしから。
お米の炊き方
学校の調理実習で砂糖と塩を間違えるやつは確信犯(クラスに必ず1人)だと思いますが、米の洗い方は・・・知らない方もいらっしゃるんでしょうか。流石にそんなことをウケ狙いでする人はいないでしょうし。
確かに男子なんかは、家で調理の手伝いをすることが少ないかもしれません。その結果、料理の基本を知らずに育っていくとしたら、ゆとり教育がどうのと言っている場合ではありませんな。
と言うわけで(?)、今日はお米の炊き方でも。大半は当たり前のことかもしれませんが。
1・計量
お米を計ります。お米1合は約180ccですので、計量カップを使って量りましょう。内側を見れば、1番上に180ccのラインがあるはずです。
ちなみに1合の重さは銘柄によって異なりますが、大体150gです。
お米は炊飯器の内釜へ。
2・とぐ
とぎ方は各家庭によって微妙に異なるようです。知り合い何人かに聞いてみたら、それぞれ違う答えが返ってきましたし。
我が家では、お米が十分浸るくらいの水を入れ、手のひら部分で少し力を入れ、押すようにしながらまわすようにしてざくざくと20~30回とぎます。もちろん水が濁ってくるので、2度ほど水を取り替えます。
水が完全に透明になるまでといでしまうと、逆に栄養価が下がってしまうので、ほんの少し水がにごっているくらいがよいのだとか。
3・水を入れる
炊飯器の場合、どこまで水を入れればよいのか線が引いてあるので、基本的に問題ありません。ただし、下が水平であることが大前提。
流し台などはある程度の傾斜が付いていることが多いため、思った通りの水が入りません。水の分量がご飯の味を分けると言っても過言で無いので、きちんと図れる場所、例えばテーブルの上などでよく確認しましょう。
炊飯器に目盛りが無い場合は、「体積なら130%・重さでは150%」の水を入れてください。
もう少し言えば、水はほんのちょっと少なめに入れた方が失敗がありません。水が少しでも多いとべとべとのご飯になりますが、ちょっと少ないくらいなら硬くて食べられないと言うことはありませんから。
4・炊飯器へ
炊飯器へ内釜を入れる際に注意すべきことは、内釜の外に付いた水をきちんと拭いておくことです。これを怠ると、炊飯器が傷んだり故障の原因になったりします。
また、お米は水を吸ったほうがおいしく炊き上がるので、スイッチを入れる前に出来れば30分ほど時間をとりましょう。
5・炊く
スイッチオン。それだけ。文明の利器に感謝。
6・炊き上がったら
まず、しゃもじは必ずぬらしておきましょう。これを忘れてしまうと、しゃもじにご飯がこびりついて大変なことになります。
そのしゃもじで炊飯器の上下を入れ替え、切るようにしてほぐしましょう。間違って混ぜてしまうと、せっかくのご飯がぐちゃぐちゃになるので御注意を。
7・補足
大半の炊飯器は炊き上がった後、自動で保温機能が働き、ご飯を暖かいまま維持しようとします。が、すぐに保温は切ってください。
電源を落としても1時間くらいなら温かくいただけますし、保温し続けるとご飯が硬く、黄色くなってしまいます。
食べ切れなかった分は冷ましてタッパに入れ、冷蔵庫で保存し、食べるときに電子レンジで温めてください。この方が圧倒的に経済的で、味もほとんど落ちません。
こんなところでしょうか。家庭によって相違点があるかもしれませんが、基本は押さえているはずです。実際、この通りにやれば、9割9分きちんとご飯が炊けますし。
ただ、残りの1分は失敗するんですよね。なぜだか分かりませんけど。まあ、そこが料理の面白さでもあるんですが。